抗生物質と副作用とテルミー

八ヶ岳の西麓、長野県富士見高原の森の中にある
ホリスティック＆アロマサロンametrine.アメトリンです。　

今日はやっと12月からの懸念から解放されたので、そのお話です。

30代後半から胃腸が弱くなってしまい、漢方薬のお世話になったり
イトオテルミーやアロマテラピーで対応しながら過ごしてきました。
昨秋、数年ぶりに健康診断を受け、胃弱の原因も確認しておこうと
胃カメラ検査をすることにしました。いざ、胃の内視鏡検査をしてみると
胃も十二指腸も問題なし！
とすると私の胃もたれや痛みは全部ストレスなの？？？と不思議になり
消化器内科の先生に食い下がったらピロリ菌検査をすることに。
そしたら「しっかりいました」・・・陽性ということがわかり、
その日からピロリ菌の除菌治療をすることになりました。

写真のような1週間分のお薬がパッケージになっていて、2種類の抗生物質と
胃酸分泌抑制薬のセット6錠を朝晩必ず服用します。そして、
副作用が出るのが当たり前のようで、1番多い下痢対策で整腸剤も1錠プラス。
抗生物質なんてもう何年も飲んだことがなかったのでドキドキでしたが、
何より副作用が当たり前なんて怖いなぁと思いながら治療スタート。
帰宅後、いちおうネットで薬や治療のことを調べていたら、
特定のヨーグルトや納豆で腸内細菌をサポートすると良いとあったので、
そちらも用意して臨みました！

2日目から体の様子が変わってきました。
まず、味覚がおかしい。
口の中がいつも苦くて食事の味もちょっと変な感じ。そして体がだるい。
明らかに強力な抗生物質で体が弱っているのがわかりました。
でも「多少の副作用が出ても1週間飲み続けてください。
途中でやめたら失敗します。」と言われていたので、そのまま継続。
食欲はどんどん落ちるけど幸い下痢はないので仕事もしながら夜はぐったり。
5日目に急に腹痛と下痢があったものの、薬疹は出ずに7日間を乗り切りました。
ただ倦怠感はかなりのもので、日中やらなくちゃいけないことをやったら、
もう何も出来ずに寝ていました。

そんな中で私のとった対策は、イトオテルミー。
1日数回かけました。
テルミーには効果的に熱を入れることで体力を奪わずに免疫力や
自然治癒力に働きかけることができます。
なにより「温かい」がホッとします。全身出来ない時にも、
必ず体幹〜お腹、背中、腰、胸〜そして肝臓腎臓のあたりに熱を入れました。
これが本当に気持ち良くてホッとしました。
弱っているときに全身を温める（温泉やお風呂）は逆に疲れてしまいます。
でもテルミーは全体が温まるのではなく中心に向かって熱が入るので、
病中病後の時にも負担がなく回復を促してくれます。

テルミーが手元にあって良かった！テルミーやってて良かった！
と実感した体験でした。

そして、1ヶ月後に除菌出来たかの検査。
その結果が今日出ました。
「よく頑張りましたね、陰性でした☆」
やったー！嬉しいっ！！！
実はこの治療、1〜2割くらいの人が失敗して2回めをするそうなのです。
まわりの経験者の中にも2回目でやっと除菌出来た人がたくさんいました。
またあの辛い1週間、そして治療後の後遺症で胸焼けが続くのは嫌だなぁと
憂鬱だったので、本当にひと安心です☆

ちなみに今の体調。
以前のような食後の胃痛が減ったように感じます。
元から胃が弱いのもあって治療後しばらくの間は増えた胃酸で
（ピロリ菌がいるときには生存し続けるために胃酸が抑えられている）
胸やけ…逆流性食道炎みたいな症状が続いて、便秘気味になったので、
整腸剤（ビフィズス菌）と以前から頼りにしている漢方薬「安中散」を
服用しながら徐々に整えていっています。
日々少しずつ回復してる感があるので、急がずゆっくりと☆

今回、久しぶりに強い薬を体感して、西洋医学とのつきあい方について
改めて考えさせられました。
私は西洋医学や現代薬の完全否定派ではないので
多分インフルエンザになったら痛いのは辛いので薬に頼りますし、
たまに仕事と月経痛が重なった時には鎮痛薬も飲みます。
でも必ず副作用があって体に負担をかけていることを自覚して、
そのダメージをサポートするための自然療法を組み合わせてきました。
今回、弱っている時にはやっぱりテルミーが頼もしかったです。
これまではアロマテラピー中心だったのですが、
正直なところ弱っている時にはブレンド考えたりオイルで希釈したりが
面倒臭いのです（笑）
でも逆に体は動くけれど何か不具合が生じた時、
精神面が大きく関わっている時にはアロマテラピーが頼もしいです。
残念ながら子どもの頃から体があまり丈夫ではないし体力もないので、
今の自分のカラダの声をしっかりと受け止めて対応しながら
これからの人生も日々楽しく過ごせるようにつきあっていきます。