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共感と共鳴

ボディセラピストとして、オイルトリートメントを行なうとき、
お客様との関係がとてもとても密になります。
オイルによって私の手のひらとお客様のカラダはぴったりとつながり、
エネルギーフィールドは交わり重なります。
このときの自分の立ち位置、スタンスはとても重要です。
私は以前、「あなたは共感体質、エンパス体質だから気をつけて」と言われたことがあります。
そのときは「ふ〜ん」って思ってたくらいなんですが、
今はきちんと向き合うべき大切なことだ!という自覚が出てきました。
施術の仕事をしたあと、がくんと体調が崩れるときがあります。
それはけっしてお客様がどうのこうのということではなく、
自分自身がしっかりとグラウンディング出来ていなかったときに起こりやすいです。
先日、久しぶりに体験したので、イトオテルミーの先生に報告してみました。
そうしたら、先生から大切なアドバイスをいただきました。
「共感するのはいいけれど、共鳴までしてしまうと自分の軸がぶれちゃうからダメよ」
・・・なるほど。
「共感」他人の考え・主張に、全くそうだと感ずること。その気持。同感。
「共鳴」他の人の考え方や行動に自分も心から同感すること。
そのとき私は、お客様の話におカラダの様子に共鳴してしまい
「もっと緩めてあげたい」「ほっとけない」とお客様のお疲れに深追いしてしまいました。
「・・・してあげたい」とかも自分本位な行為になってしまいます。
寄り添い、気づきのためのフォローをする。
押しつけない、治そうとしない。
ついついブレます・・・(^_^;)
ブレた自分に気がついて、また戻す。
この作業の繰り返し。経験を積み続けます。
最後に先生に質問しました。
「ブレたりブレそうになるとき、どうしたらいいのですか?」
「この施術で自分がなにを目指しているのかハッキリさせなさい。
そうすればおのずとブレなくなります。」
どんな施術がベストか?なんてわかりません。
そのときベストと思えればそれがベストなんだと思います。
これは永遠のテーマです。
人間ですから、つい共感しすぎて相手の感情につられてしまうことがあります。
たくさん失敗して、たくさん経験して、少しずつ自分を知っていくことが大切だと思います。
久しぶりに勉強させていただき、またひとつ自分のことを知りました。
共感と共鳴、大切な2つの感覚です。
~長野県富士見高原~
八ヶ岳の森の中のリラクゼーションサロン
『ametrine.アメトリン』
ボディセラピスト 秋岡里美
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