八ヶ岳の森から植物と自然のチカラを。
アロマテラピー、イトオテルミー、ハーブやキャンドルで
五感を心地よく刺激し、心身のケアや豊かな感性のために寄り添う
『ametrine.アメトリン』です。
標高1,300mの我が家の周辺でもやっと道端に植物の緑色がひろがり、
ヨモギもニョキニョキ育ってきたので、初めてヨモギオイルを仕込んでみました。
数年前、お友達の晴さんことフードアルケミストの高山晴代さんの
ワークショップに参加して、つくりかたを教わりました。
あのときは秋のヨモギを使ってつくったのですが、
やっぱりエネルギーに満ちた春のヨモギでつくってみたい!
ネットでも検索してみたけれど、どのレシピもわりとおおらかです。
私もしっかり計量とか苦手な感覚人間なので、直感を大切にしてみました。
私が今回こだわってみたのは材料の質と温度管理。
近所のヨモギだと動物のシッコがかかっているかもしれないと思い、
標高1,600mの八ヶ岳登山口付近にウォーキングに行ったときのついでに
やわらかそうな新芽を少しずついただいてきました。
摘んできたヨモギは軽く土や汚れを落としただけで洗わず土鍋に入れて、
ヨモギがしっかりと浸るくらい太白胡麻油をそそぎます。
(胡麻油はあらかじめキュアリングしてみました)
あとはごく弱火にしてゆっくりじっくり加熱しながら抽出します。
最初は80度〜90度まであげて、その後は60度くらいをキープしました。
1時間弱くらいかな、良い感じでヨモギの色がオイルに移ったところで
火からおろしてしばらく放置。
(温度はいろいろ調べたのち私の感覚とイメージです)
触れるくらいに冷めたら手拭いで絞ってヨモギオイルの出来上がり。
遮光瓶にボトリングして、澱?水分?と残ったオイルを使って
ミツロウとシアバターでヨモギバームも作ってみました。
こちらもミツロウは八ヶ岳産の日本蜜蜂のミツロウなので贅沢っ★
レシピを載せられたら良いのですが、こちらも今回は計量なしの適当、
途中で「あ!シアバターも入れちゃおう!」なレベルです笑
ざっくりとミツロウとオイルを1:4〜5くらいであとはお好み。
なんとなく青いトマトのような爽やかでちょっとクセのある香り。
以前つくったときに比べて胡麻油臭がぜんぜんしませんでした。
どの工程が大切なのかは正直よくわかりませんっ笑
でも温度が上がりすぎると美味しそうな香り(素揚げ?)になりますが、
今回は終始そんな香りはしなかったかなぁ。
たぶんヨモギの育つ標高ぎりぎりのところで採取したので、
ヨモギのエネルギーや成分は高いのではないかと勝手に思っています。
(植物は厳しい環境なほど薬効が高くなる傾向があるそうです)
アメトリンで使っているケモタイプ精油の考え方でいえば、
きっと海の近くや暑い地方と山の中や寒冷地で育つヨモギは
成分やエネルギーも多少は違うのではないでしょうか。(想像です)
とても純粋で美しい万能ケアオイルが出来て、大満足です!
よもぎオイルは万能オイル。
お肌のトラブルはほぼすべてに対応出来て、軽い怪我や火傷にも良いと言われ、
女性にやさしい和ハーブとして婦人科系の悩みにも対応出来ます。
(あくまでも自然療法なので個人の責任でお試しくださいね)
ヨモギ自体が合わない方は少ないかなと思いますが、キャリアオイルが
胡麻油ということで、こちらのお肌との相性はあるかもしれません。
ともあれ、日本に自生する素晴らしい万能ハーブのヨモギ、
草餅で食べるのが最高ですが笑、こんな使い方もいかがでしょうか。
〜 ametrine. アメトリン 〜
長野県諏訪郡富士見町富士見高原に地区
TEL:080-6521-1122 Mail:info@ametrine.jp