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「祝の島」

GW最終日。
ずっと見たかった映画「祝の島http://www.hourinoshima.com/」を観に行ってきました。
地元、富士見町のコミュニティプラザでの上映会。
〜この映画について〜
山口県上関町祝島。
瀬戸内海に浮かぶこの島は、台風が直撃することも多く、
岩だらけの土地には確保できる真水も限られ、
人が暮らしやすい環境とは決していえない。
その中で人々は、海からもたらされる豊穣な恵みに支えられ、
岩山を開墾し、暮らしを営んできた。そして互いに助け合い、
分かちあう共同体としての結びつきが育まれた。
人間の営みが自然の循環の一部であることが、祝島でははっきりと見える。
「海は私たちのいのち」と島の人は言う。
1982年、島の対岸4kmに原子力発電所の建設計画が持ち上がった。
「海と山さえあれば生きていける。だからわしらの代で海は売れん」
という祝島の人々は、
以来28年間反対を続けている。
効率と利益を追い求める社会が生み出した原発。
大きな時間の流れと共にある島の生活。
原発予定地と祝島の集落は、海を挟んで向かい合っている。
1000年先の未来が今の暮らしの続きにあると思うとき、
私たちは何を選ぶのか。
いのちをつなぐ暮らし。
祝島にはそのヒントがたくさん詰まっている。
〜以上、公式サイトより抜粋させていただきました〜
瀬戸内海は、私にとっても大切な想い出の海。
(小さい頃は毎夏、香川県丸亀の祖母の家に遊びに行っていました)
穏やかな海に浮かぶ小さな島々。
そのひとつ、祝島でのとても慎ましやかな日々の営み。
その中に28年間も続く原発反対運動。
毎週月曜日にかかさず行われるデモ行進は、もう1000回以上。
自分の子供や孫の代のことを考えて、美しい海、生きる糧である海を守るために戦い続ける
強くてとても明るいおじいちゃんおばあちゃんたち。
笑いながらも胸が苦しくなり、涙があふれました・・・。
大切な自然を破壊してまで必要なものなんてあるのでしょうか。
人間が生きていくために必要なものはそんなにたくさんなくても大丈夫なのかもしれない。
シンプルに楽しく生きていく方法を考えなおす時代がやってきたんだな、と
確認させてくれた気がします。
日本人の素晴らしい技術力は、エネルギーシフトに費やされた方が
結果的に豊かな将来につながっていくということを、
早くみんなで確信出来る日が来てほしいです。
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