今日の日記はとても個人的なこと。
私がどうしても残しておきたくて記しています。
2016年10月10日。
友人が癌で旅立ちました。
今年のはじめにわかり、私が知ったのは春の終わりころだったでしょうか。
抗ガン剤治療をスタートさせて、
自然療法もとりいれて身体の負担を軽減しようと考えた彼女から
「テルミーとかオイルトリートメントしてほしいな」
というリクエストをもらい、
希望に合わせてイトオテルミーやオイルトリートメントを、
そして日々のケア用のブレンドオイルをつくって使ってもらいました。
多くの友人たちのサポートを受けながら、
様々な葛藤をけっして表に出すことなく、いつも笑顔でポジティブな言葉を発していました。
これまでにも会う回数は多くはなかったのですが、
初めて会った時から
「あぁ昔どこかで会ったことがあるな」
「なにか似てるところがある、共鳴する感覚を持ってる」
と直感的に感じて、かっこよく仕事をする彼女を尊敬し、励みにしてきました。
一度だけ、アメトリンでオイルトリートメントを受けてくれたとき、
「これまでどんなに気持ちが良くても寝られなかったのに、
里美ちゃんの施術中寝ちゃったよ〜！こんなにリラックスさせられたの初めてだ⭐︎」
と嬉しい感想をくれました。
もともとスレンダーだった身体がどんどん痩せて小さくなり、
それでも自分で選択した治療や未来だけを見て、友人とカフェやギャラリーに行き、
おしゃれな彼女はいつも感性を刺激して栄養にすることを忘れませんでした。
9月に清里から実家のある山口へ行き、そのまま旅立ってしまいました。
最後に会ったのは8月、9月末にブレンドオイルを頼まれ発送した後、
10月1日の夕方、電話をくれたときの会話は今も忘れられません。
「里美ちゃんがIGに載せてた芋ケンピが美味しそうだったからお取り寄せしたの♡
自分では食べられないから家族に食べてもらうんだ〜♫」
と彼女にとって一番の楽しみ「美味しいもの」の話題。
しばらくたわいもない話を楽しみ、少しだけ病状のことも聞き、
「ありがとう」という言葉を何度も言ってくれました。
1ヶ月経ったときに、彼女の一番近くでサポートしていた友人たちが
お別れ会を開いてくれました。
彼女の自宅にはたくさんの写真が飾られ、私の知らない彼女の姿もたくさんあり、
素敵なお花と美味しいお料理にあふれた、きっと彼女が一番喜んでるだろうな〜と思える
素晴らしい時間を過ごさせていただきました。
私がどうしても残しておきたくて記しています。
2016年10月10日。
友人が癌で旅立ちました。
今年のはじめにわかり、私が知ったのは春の終わりころだったでしょうか。
抗ガン剤治療をスタートさせて、
自然療法もとりいれて身体の負担を軽減しようと考えた彼女から
「テルミーとかオイルトリートメントしてほしいな」
というリクエストをもらい、
希望に合わせてイトオテルミーやオイルトリートメントを、
そして日々のケア用のブレンドオイルをつくって使ってもらいました。
多くの友人たちのサポートを受けながら、
様々な葛藤をけっして表に出すことなく、いつも笑顔でポジティブな言葉を発していました。
これまでにも会う回数は多くはなかったのですが、
初めて会った時から
「あぁ昔どこかで会ったことがあるな」
「なにか似てるところがある、共鳴する感覚を持ってる」
と直感的に感じて、かっこよく仕事をする彼女を尊敬し、励みにしてきました。
一度だけ、アメトリンでオイルトリートメントを受けてくれたとき、
「これまでどんなに気持ちが良くても寝られなかったのに、
里美ちゃんの施術中寝ちゃったよ〜！こんなにリラックスさせられたの初めてだ⭐︎」
と嬉しい感想をくれました。
もともとスレンダーだった身体がどんどん痩せて小さくなり、
それでも自分で選択した治療や未来だけを見て、友人とカフェやギャラリーに行き、
おしゃれな彼女はいつも感性を刺激して栄養にすることを忘れませんでした。
9月に清里から実家のある山口へ行き、そのまま旅立ってしまいました。
最後に会ったのは8月、9月末にブレンドオイルを頼まれ発送した後、
10月1日の夕方、電話をくれたときの会話は今も忘れられません。
「里美ちゃんがIGに載せてた芋ケンピが美味しそうだったからお取り寄せしたの♡
自分では食べられないから家族に食べてもらうんだ〜♫」
と彼女にとって一番の楽しみ「美味しいもの」の話題。
しばらくたわいもない話を楽しみ、少しだけ病状のことも聞き、
「ありがとう」という言葉を何度も言ってくれました。
1ヶ月経ったときに、彼女の一番近くでサポートしていた友人たちが
お別れ会を開いてくれました。
彼女の自宅にはたくさんの写真が飾られ、私の知らない彼女の姿もたくさんあり、
素敵なお花と美味しいお料理にあふれた、きっと彼女が一番喜んでるだろうな〜と思える
素晴らしい時間を過ごさせていただきました。
この日記を書いているのはちょうど四十九日の頃。
ひとつの大切な区切りなのかな…と思い、
アメトリンの、私の日記の中にも想い出として書き記しておきたくなりました。
初めての経験でした。
自分がどんなふうに感じるのか、全く想像も出来ない出来事でしたが、
どうやら彼女は私の心の奥底にあるパンドラの箱の蓋をひとつ開けていってくれたようです
。
あれからずーっと、自分の内側と向き合い、ときに恐ろしいくらいに落ち込んだり、
少しずつ手放せることがあったり、大きな宿題に取り組んでいます。
肉体という器を手放して、今、KIKIさんは自由に飛びまわっているのかな。。。
美容師としてたくさんのお客様に必要とされて、
たくさんの友人たちに愛されて、動物たちや植物、海に山にとすべての自然に
まっすぐな愛情を注ぎこんできた４８年間は、やっぱりまだ短すぎたわよね。。。
もう触れることは出来ないけれど、これからもずっとずっと一緒に楽しもうね。
ありがとう。
ありがとう。
ありがとう。
これからもずっと大好きだよ、KIKIさん。
ひとつの大切な区切りなのかな…と思い、
アメトリンの、私の日記の中にも想い出として書き記しておきたくなりました。
初めての経験でした。
自分がどんなふうに感じるのか、全く想像も出来ない出来事でしたが、
どうやら彼女は私の心の奥底にあるパンドラの箱の蓋をひとつ開けていってくれたようです
。
あれからずーっと、自分の内側と向き合い、ときに恐ろしいくらいに落ち込んだり、
少しずつ手放せることがあったり、大きな宿題に取り組んでいます。
肉体という器を手放して、今、KIKIさんは自由に飛びまわっているのかな。。。
美容師としてたくさんのお客様に必要とされて、
たくさんの友人たちに愛されて、動物たちや植物、海に山にとすべての自然に
まっすぐな愛情を注ぎこんできた４８年間は、やっぱりまだ短すぎたわよね。。。
もう触れることは出来ないけれど、これからもずっとずっと一緒に楽しもうね。
ありがとう。
ありがとう。
ありがとう。
これからもずっと大好きだよ、KIKIさん。
