立春。はじまり。

八ヶ岳の森から植物と自然のチカラを。

アロマテラピー、イトオテルミー、ハーブやキャンドルで
五感を心地よく刺激し、心身のケアや豊かな感性のために寄り添う
『ametrine.アメトリン』です。

124年ぶりの「2月2日」の節分が過ぎ、いよいよ「立春」。
新しい春のはじまりです。

写真はつい先日積もった雪景色ですが、
この朝は目が覚めたら窓から見た外の世界があまりにも眩しくて驚きました。
樹木の枝の細部にわたるまで白い雪がつき、
桜の季節に負けないような華やかさと儚さと合わせた美しさでした。

節分にかんしては我が家では豆まきも恵方巻きもやらないのですが、
立春の前日と思うとちょっと掃除や断捨離をしたくなったり、
敢えて何もせずに過ごしたりして、いつも暦と向き合いたくなる日です。

あいかわらず、なにひとつテキパキと動いたりはできていないのですが、
ここからは少しずつ整理整頓して前に進んでいきたいと思います。

現実的なところでは確定申告とハーバルタロットの復習が最優先ですけれど、
アメトリンの現状と今後の展開も整理整頓していかないといけませんね。

現状、2021年になって変更している点は、

すべてのフェイシャルメニューを終了。
上記に伴い、メニューの再構成。（シンプル化のための見直し中）
しばらくオイルメニューの新規受付をお休み。
昨年から引き続き、Lysblanc様での出張セッションのお休みを継続。

サロンワークにかんしては、このような状況です。

そして2021年は、アメトリンらしい『伝える』ことを大切にしていきます。
遠くにお住いの方にも香りや灯り、言葉をお届けしたり、
様々なカタチでご縁のある皆さまの心身のセルフケアにつながることを。

2月は久しぶりにキャンドルの試作も進めていこうと思います。

この2年くらいのあいだに自作したキャンドルを毎日灯すようになり、
電気を使った照明ではない、炎をつかった「灯りのある暮らし」を知りました。
キャンドルの炎はイトオテルミーでは必ず使うのですが、
目的のためではなく灯すということのリラクゼーションに目覚めました。
この感覚をぜひ多く方に体感していただきたい、と思い
「風のマルシェ」を中心にして販売もさせていただきましたが、
今年はもっと多くの皆さまの元へお届け出来たら嬉しいなと思っています。

アロマミストや精油だけでつくる香水もご紹介していきます。
昨年はご紹介できなかった『ハーブピロー』の良さもお伝えしていきます。

1年のはじまりは、タロットで言えば『The Magician 〜奇術師〜』でしょうか。

今、自分の手元にあるものをつかって、やりたいことをやってみる。
「はじまり」のカードですが、受動的になにかが「始まる」のではなく、
能動的に「自分で始める」というメッセージ。
結果や結論がどうなるかではなく、やってみることに価値があるのです。

そんな気持ちで今と向き合うと、未来への不安や焦りを手放せませんか。
未来を憂うのではなく、まずは今を見つめ、今を生きる。

外にはまだ雪が残るアメトリンで、春待ちのムスカリ球根と
先日海外から届いたばかりの森の動植物を刺繍で描いたタロットカードに
ワクワクしながら、ふとそんなことを想いました。